活動報告
10.62015
第21回中国・四国ブロック研修会 山口県大会 参加報告
先日9月26日(土)・27日(日)と山口県下関市で行われました、第21回中国・四国ブロック研修会
山口県大会に、会長・副会長、理事、事例発表者合わせて11名で参加をしました。
「今、介護の仕事はおもしろい!~楽しさ・深さ・広さを伝えよう~」をテーマに開催され、1日目は厚生労働省 社会・援護局 福祉基盤課 福祉人材確保対策室 主査 橋本亜希子 氏による「介護保険制度の改正について」の基調講演と夢のみずうみ村 代表 藤原 茂 氏による特別講演「い・き・る支援」がありました。
「い・き・る支援」の藤原 茂 氏
いきる支援10カ条をもとに、藤原氏が普段の支援で心掛けていることをユニークな表現方法を用いて、力強くご講演されていました。特別なことは何もしていない、ご利用者に寄り添い、職員自身がいかにご利用者の感激のもとになり、意欲を引き出せるかということが大切だと学びました。
2日目は4つの分科会に分かれて、それぞれ事例発表を行っています。
高知県からは2事例の発表を行いました。
まず第1分科会(施設での取り組み)では、特別養護老人ホームウエルプラザやまだ荘の?山和美さんが
「ご利用者さんとの関わりの中での楽しみ~日々の生活の中での楽しみや喜び体験~」という
テーマで、認知症利用者との関わりを通し、ストレスや悩みを抱えながらも、先輩職員のアドバイスや認知症の学習を進めることにより、新たな気づきがあり、専門職としてのあるべき姿について考えることができた経緯を発表していただきました。
写真向かって右側 発表者 ?山 氏
トップバッターということで、緊張されていたかと思いますが、ゆっくりと落ち着いて
発表されていました。
もう一つの事例は第2分科会(在宅での取り組み)で土佐清風会 デイサービスセンターせいふうの西川氏が、ご利用者の要介護5のAさんを対象に、ご利用者自身のできることを見つけ、ADLの向上をはかり、在宅でも家族の軽介助で生活が続けられるように取り組んだ事例を発表していただきました。
写真向かって右側 発表者 西川 氏
お忙しい中、パワーポイントや抄録の作成、そして事例発表していただいた?山さん、西川さん、本当にありがとうございました。他施設の方の事例発表を聞くことで、自分たちの施設に活かせることや新たな気づきがあったのではないかと思います。来年は徳島県で開催ですので、ぜひ多くの会員の皆さんにご参加いただきたいと思います。
事務局 土居