R元年度　２月８日（土）

高知県介護福祉士会NEXT第三回勉強会、無事終了しました。高知県立大学の、横井輝夫先生を招き、

テーマは｢生きるってなんやねん、わすれるんだから、その場は嘘をついてごまかしておこってなんやねん、認知症ってなんやねん｣というタイトルで勉強会開催しました。

この研修を通して、私達が日々介護の仕事をするなかで、その場しのぎの嘘をついてしまっていないか、それが当たり前のようなケアをしていないかと、疑問を持ってもらうことで、今一度認知症の方にどう関わっていけばいいのか、今後のケアのヒントになればいいなと思いました。

研修の中で、横井先生がおっしゃっていたように、

その場しのぎの嘘をつかなくても、穏やかに過ごすことができるという背景には、

≪その行動の裏に隠れた思いに触れる≫ことが大切であるということ、

大声、興奮、暴力、帰宅願望といった行動があって大変だではなく、その人が安心して過ごせる居場所を作るにはどうしたらいいのか、

その人の背景に触れ、チームで情報共有をし一緒にケアの方法について話し合う場を設けることが大切であると話がありました。

認知症だからではなく、認知症があっても私達と変わらない一人の人間であり、自分の事を理解してくれる人、大切にしてくれる人がいるというだけで、

ここに居てもいいんだ、自分の事を必要としてくれているんだという気持ちになれますよね。

感染症の時期のなか、21名の皆様に足を運んで頂き、このような実りのある研修会が開催できました。

参加して下さった皆様、講師の横井先生、ご協力ありがとうございました！

LINEオフィシャルアカウント、Instagramにて研修の案内や、活動の報告もしておりますので、是非ご登録ください！！